外断熱工法について

外断熱工法現在、住宅の断熱方法は2つに大別する事ができます。それぞれ(内断熱工法)と(外断熱工法)と呼ばれております。

古来の日本建築は断熱材という概念はなく、柱と梁が常に開放された状態でした。これはこれで木部を常に外気に接触させることができ、家の構造部分を長持ちさせることに役立っておりました。

しかし、戦後経済成長の中、省エネルギー、住まいの断熱化が叫ばれほとんどの住まいに断熱材を入れることになります。これが現在最も多く使用されている、グラスウールと呼ばれるマット状の断熱材です。

この断熱材は住まいの内側から柱と柱の間に充てんして使用されます。内断熱工法と呼ばれる所以ですね。

司建築工房施工例

しかしこの断熱材を一切の隙間なく充てんすることは、施工精度上無理があるのです。その隙間を埋める為断熱材の上からビニールシートで補うようになります、これが湿気をため込む原因になってしまい、木部を腐食させてしまう事があるのです。

一方外断熱工法の場合、断熱材が厚み30~50ミリ程度のボード上の長方体です。つまりびっしりと突き詰めることによって隙間なく断熱ができます。このボード上の断熱材を柱の外側と、外壁との間に張ることにより、木部は室内に開放することができます。

つまり木部を室内で空気に接触させる事で木部の調湿作用を引き出し、湿気を有効に排出させ、さわやかな空間を作ることができるのです。ぜひ一度体感してみてください。